あだち充の性格診断・ホロスコープ

他者・集団と同化することを求めます。

そのためにすべての人に心を開く傾向があります。本来的な愛を知っていて、その愛を交わし合う相手を求めるためです。

その過程で混乱をもたらす人間関係に溺れることもあるかもしれません。

それでもなお、本当に自分と同化できる対象を探し続け、人間の心の美しさと一つになることを求めることでしょう。

多くの人に心を開き、深い愛情を求めます。

すべての対象にオープンであり、共感的で、時に自己犠牲的です。そこに理屈はなく、喜怒哀楽どの感情であれ、相手と共有しようとします。

結果、一般的には禁忌であったとしても、状況に流され関係を結ぶこともあります。そういった関係を望んでいるわけでなく、ただ相手の心にそのまま寄り添った結果です。

現実よりも詩的な世界観の中に生きていて、それは美術的センスにも繋がっていきます。

日の目を浴びていない対象に、スポットライトをあてようとします。

社会的に認められていないが力を秘めたモノを見つける、不思議な直感を持つ人です。そして力を引き出し、世の中にさらけ出そうとします。

それは同情でなく、本当にその力を信じているが故の行動です。

また、その直感には、自己の情熱的かつ不安定な感情が付随します。そのため何か行動をする時、必要以上にポジティブになったりネガティブになることがあります。

その感情の波を乗り越えるためには、自他の感情に依存しすぎることなく、しかしそこから逃避しない姿勢が必要です。

他者の感情を、自分の感情のように感じ深く共感できます。

その力に周りの心はおおいに満たされ、好いてくれることでしょう。それは自他という境界線を超え、すべての人の心が満たされているのが最高の状態だと思うからです。

他者の心を見て可哀想に思うから手をさしのべる、という一般的な感覚ではなく、もし自分がその人だったとしたらどうするだろう、と無意識に考えています。

しかし、その共感力のせいで自分のキャパシティを超えてもなお人の助けになろうとします。そして限界を超えると、衝動的に自分の社会的な立場をすべて放棄しまう可能性もあります。

通常であれば、とても気ままに暮らしていくことができる人です。俗世的な欲があまり少ないので、時には社会を離れ、自然など人を超えた世界とも一体化することが必要です。